「胡蝶蘭の花が終わってしまったけど、どうすればいいの?」

「また綺麗な花を咲かせたいけど、どうしたらいいの?」

1. 胡蝶蘭の花が終わった後の状態

胡蝶蘭の花が終わると、以下のような状態になります。

  • 花が落ちる
  • 花茎が 緑色になる
  • 株元から新しい葉や根が生えてくる

これは、胡蝶蘭が次の開花に向けて準備を始めているサインです。決して枯れてしまったわけではないので、安心してください。

2. 花が終わった後の具体的なお手入れ方法

花が終わった後の胡蝶蘭のお手入れは、次のステップで行います。

2.1 花茎の処理

花茎の処理方法は、胡蝶蘭の状態によって異なります。

  • 花茎がまだ緑色の場合:
    • 花茎を株元から2~3cm残して切り落とします。
    • 残った花茎から、再び花芽が出ることがあります。
  • 花茎が茶色く枯れてしまった場合:
    • 花茎を株元から切り落とします。
    • 枯れた花茎は、株の栄養を奪うだけなので、早めに切り落としましょう。

2.2 置き場所

花が終わった後の胡蝶蘭は、直射日光の当たらない明るい場所に置きます。

  • レースカーテン越しの日光が最適です。
  • 風通しの良い場所に置き、蒸れないように注意しましょう。

2.3 水やり

水やりは、鉢の中のバークが乾いたら行います。

  • 水やりの頻度は、季節や気温によって異なります。
  • 夏場は1週間に2~3回、冬場は2週間に1回程度が目安です。
  • 水を与えるときは、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えましょう。
  • 受け皿に溜まった水は、必ず捨ててください。根腐れの原因になります。

2.4 肥料

花が終わった後の胡蝶蘭には、液体肥料を与えます。

  • 肥料を与える頻度は、月に1回程度が目安です。
  • 肥料の濃度は、製品の指示に従ってください。
  • 生育が停滞している場合は、肥料を与えるのを止めましょう。

3. 再び花を咲かせるためのポイント

胡蝶蘭に再び花を咲かせるためには、次のポイントに注意しましょう。

  • 適切な温度管理:
    • 胡蝶蘭は、15~25℃程度の温度を好みます。
    • 冬場は、暖かい室内に置きましょう。
  • 十分な光:
    • 胡蝶蘭は、明るい場所を好みます。
    • ただし、直射日光は避けてください。
  • 適度な湿度:
    • 胡蝶蘭は、50~70%程度の湿度を好みます。
    • 乾燥する時期は、加湿器などを使って湿度を上げましょう。
  • 風通しの確保:
    • 風通しの悪い場所では、病気になりやすくなります。
    • サーキュレーターなどを使って、風通しを確保しましょう。

4. 胡蝶蘭の育て方に関するよくある質問

Q. 花が終わった後の花茎は、切るべき?切らないべき?

A. 花茎がまだ緑色の場合は、株元から2~3cm残して切り落とすと、再び花芽が出ることがあります。茶色く枯れてしまった場合は、株元から切り落としましょう。

Q. 花が咲き終わった後、植え替えは必要?

A. 植え替えは、2年に1回程度が目安です。鉢の中のバークが古くなってきたら、新しいバークに植え替えましょう。

Q. なかなか花が咲かないのはなぜ?

A. 胡蝶蘭が花を咲かせるためには、適切な温度、光、湿度、風通しが必要です。これらの条件が満たされていないと、花が咲かないことがあります。

まとめ

胡蝶蘭の花が終わった後は、次の開花に向けてのお手入れが大切です。この記事を参考にして、あなたの胡蝶蘭を再び美しい花を咲かせてください。

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